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2018年7月21日 (土)

自動車内での熱中症に気を付けましょう

今日「時の回廊」へ行こうとして車で移動中に気分が悪くなりました。頭の芯というか、体の芯が暑いみたいな変な感じ。断念して帰りました。帰りにはかなり回復したんですが・・・なんでかなぁ。エアコンは全開だったし、暑いとは思わなかったんだけど。

考えてみたら
ウチの車、安物。エアコンの能力も低い。いつもは冷風の直撃がいやなので、冷風が体に当たらないようにしているのですが、ここ数日の猛暑では「暑い」と感じてしまいます。なので、冷風が頭、顔を直撃するようにセットしてしのいでいました。
どうも、このあたりが原因みたいです。気分が悪くなった時は、
・運転席側に日が当たる。熱気を感じる。(今日は快晴)
・エアコンの能力は低いので、車室内の温度は十分に高いと思う。何度かは分からないけど。
・冷風の直撃を受けているので、暑いとは感じない。
熱中症になりかかったのかなぁ・・・・・?。
帰る途中、塩あめをなめたら、やたら「おいしい」。塩分不足に陥っていたみたいです。

エアコン付きの車の中でも熱中症になれるような気がします。気を付けましょう。

それにしても・・・今日は「蓄音機」(電気は使わないやつ)でSP版をかけるイベントがあるので、時の回廊に行こうとしたんだけど・・・残念。

2018年7月17日 (火)

普通じゃない蒸気機関車

蒸気機関車、お好きですか?

ネット上で何かを調べていた時、面白いサイトを見つけました。「 Unusual Locomotives 」

http://www.douglas-self.com/MUSEUM/LOCOLOCO/locoloco.htm

名前の通り「普通じゃない」「異常な」「ヘンな」蒸気機関車を集めたサイトです。

真面目な蒸気機関車ファンには嫌われるかもしれませんが、面白い。

先人の苦労、知恵がしのばれる物がいろいろありますが、中には「何を考えとるんじゃ」状態のもの・・・どんな効果を狙ってそんな設計をしたのか想像もできない・・・なんてのもあります。英語のみですが写真やイラストを見るだけでも結構楽しめます。

残念ながら、日本の機関車は1機種も紹介されていません。多分「まとも過ぎる」んでしょうね。

2018年7月 9日 (月)

トロロッソ、調子が上がらないねえ

今日はF1(自動車レース)ネタ。
トロロッソ:F1に参加しているレーシングチーム。今年からHONDAのパワーユニット(エンジン)を使用。

バーレーンではガスリーが4位、ハートレーは13位だったので、今年はいけるかなと思っていたのですが、その後はアゼルバイジャンでハートレーが10位だった以外、入賞なし。
どうもマシンのセッティングにてこずっているようですね。と思っていたら、イギリスGPのフリー走行ではハートレーのマシンのフロントサスペンションが壊れて大クラッシュ。なんでもロアーアームが壊れたとか。

フロントサスペンションが壊れたとなると、セッティングなんかではなく、根本的な問題がありそうですね。ダウンフォースを大きくしてコーナリングスピードを上げようとしていたみたいですが、それによって足回りの負担が大きくなり、耐え切れなくなって破断。。。強度が不足だけではなく、剛性も不足なのではないかな。
サスペンションの剛性が不足だと変形が大きくなるので、微妙なセッティングをしても変化が現れない・・・サスペンションの変形の方が大きい・・・コーナーで遅いので、ダウンフォースを増やす。足回りの負担が増える。ついに耐え切れずに破損。サスペンションを強化すると、シャシの負担が増える。

ダウンフォースを増やすと、同時に抵抗(ドラグ)も増えるので、最高速が遅くなる。実際、最高速が伸びていない。そこまでダウンフォースを増やさないと速く曲がれないとなると、シャシ全体の問題のようにも思えます。
ダウンフォースに頼らずにコーナリング限界を上げるセッティングが出来ないのか、空力のセッティングの「さじ加減」が出来ないのか。まあ、それが出来ないから「トップチームではない」んですけどね。

ついでに・・・ドライバー2人もクラッシュが多い。メカニックは「更に速くするための作業」ではなく「レースに間に合うように修復する作業」に忙殺されてしまいます。新人だから・・・にしてもクラッシュ多いね。
ひょっとすると、足回りと関係があるのかも・・・僅かに速いと変形が大きくなり意図したラインから外れるとか・・・

トップの3チーム(フェラーリ、メルセデス、レッドブル)と互角に戦うのは無理としても、7~10位あたりの常連になってほしいなと思っていたのですが、この調子では当分は無理そうですね。残念。

2018年4月22日 (日)

横断歩道が危ない

「外国人の視点:日本の横断歩道は危険」という趣旨の番組・・というか、短いレポート・・をTV(多分NHK)でやっていました。なんでも、信号のない横断歩道では車が止まってくれないので危険、という内容でした。

私が歩行者の場合

確かに車が止まってくれません。番組にあった「ドライバーの皆さん、横断歩道を渡ろうとしている人がいたら、必ず止まりましょう」に全面的に賛同。

・・なんですが・・・私、ドライバーでもあるのです。ドライバーの視点から言うと、それなりに反論があります。

まず、道路管理者、規制をする人たちに。
車を運転していると、どこに横断歩道があるのか殆ど分かりません。混雑した道路では「見なくてはいけない」ものが沢山あるので、「この先に横断歩道があります」標識は見落とす事が多い。「横断歩道あり」標識は横断歩道の直前にあるので、それを見た時には「時すでに遅し」、止まる余裕がない場合が多くあります。標識を見て「横断歩道があるな。注意しよう」と思った事はありません。その時には横断歩道そのものが見えているし、歩行者がいれば、それも見えている事が多いのです。そして、多くの場合、遅すぎて止まる事ができないのです。100mくらい前に、見落とす事がないほどの大きさの「横断歩道あり」標識を設置すべきでしょう。

高架橋の下をくぐって右折(見通し悪い)直後に横断歩道がある場所がありますが、そこには「右折直後に横断歩道あり」という看板があります。見習うべし。

それから、
歩道と車道の境界に視界を遮る物が多すぎる。まず電柱。先の方の電柱の列は、ほとんど「壁」のように見えます。それ以外にも信号機の制御装置などなど。何とかしてほしい。歩道上の歩行者なんか見えない。交通安全の「のぼり」が視界を遮っていた例すらあります。
論外なのは駐車違反。もっと取り締まるべきだし、罰則も重くすべきだ。といって、駐車場所、ないんだよね。車って、止めて乗降、荷役ができないと意味がないんだから。インフラの問題だなぁ。

私、運転歴45年。ゴールド免許なんですが、こんな状況です。初心運転者だったら危険でしょうね。

次に、横断しようとしている歩行者さんへ
まずは「姿を見せろ」です。渡ろうとしている人がいると気づけば、それなりの対応ができるのですが、そうではない場合が多いのです。まずは姿を(人がいるという事を)見せてほしい。意図的に隠れているのではないでしょうが、そのように見える事が多い。車からよく見える「安全な」場所で、横断しようとしている「素振り」を見せてほしいのです。それが見えれば減速するなどの対応ができます。
でも悲しい事に、「車からよく見える安全な場所」は多くはありません。特に高齢者や身障者の場合は問題でしょう。これは道路管理者の問題かな。

2018年1月22日 (月)

残念。雪、積もらなかった

豪雪地帯の人がこのタイトルを読むと【激怒・・でなくても不愉快】かもしれませんが、ここは岡山県南部です・・・

去年の10月末ごろ、オールシーズンタイヤを買ったんですが、まだ氷雪路では試していません。
天気予報では、今日の午後は雪だったので、ワクワクして待っていたのですが、残念、積もらなかった。タイヤ、試してみたかったんだけどねぇ。
まだ若くておバカだった頃だと、ためらわずに県北にでも「出動」したと思いますが、そこまでの熱意というか元気がありませんでした。
結局、試せていません。残念。・・・トシかな。

2018年1月21日 (日)

燃費の話6 あれやこれや

「減速と停止」に書き忘れたことがありました。
エンジンブレーキで減速中は、エンジンは外から回されているので自力で回転する必要はありません。なので、「一定以上の回転数で、アクセル全閉」の時にはエンジンに燃料は供給されません。(燃料カットなどと言います)
回転数が低くなるとエンストを避けるために燃料が供給されます。この回転数は車(エンジン)によって異なるし、ギアの位置やエンジンの温度などによっても異なるようですが、1300回転あたりだと思われます。
エンジンブレーキで減速中に回転数を下げ過ぎると燃料カットが働かなくなってしまいます。
長い下り坂などではエンジンブレーキが利き過ぎず回転が下がり過ぎないギアを選ぶべきです。難しいか・・


・アイドリングストップ(自動アイドリングストップが付いていない車の場合)
スターターモーターはかなりの電力を消費します。ネット上の情報では100Aとか200Aなんて値が出ています。モーターが回り始める瞬間は、これよりも大きな電流が流れるはずです。
これはバッテリーにとってはかなり辛い。バッテリーの寿命が短くなると思います。
燃料費を節約できてもバッテリーの寿命が短くなったのではお得かどうか分かりませんね。
激安バッテリー¥5000、ガソリン1リットル¥140、バッテリーは2年使える。
として、いいかげんな計算をしてみました。2年間毎日車を使うとして、1日のアイドリングストップ時間の合計が6~8分程度で燃料節約分とバッテリー費用が同じになりました。問題は、バッテリーが2年間使えるか・・ですね。

今のバッテリーは寿命の最後までがんばって、限界を超えると突然死します。停車してアイドリングストップ~発進しようとしたらセルが回らない。という例もあります。バッテリーのメンテナンスをきちんとやらないと、とんでもない所でエンコする恐れがあります。
自動アイドリングストップが付いている車は、バッテリーや発電機も「それ用」のものが使われています。ちなみに、私はアイドリングストップはやっていません。


・腕をみがけ
駐車場に停める時に前進、後退を繰り返している車、いますよね。これ、エンジンが低回転なので熱効率は悪いし、その上、発進~「タイヤがひと転がり」の間は抵抗が大きい・・。なので、燃費にかなりの影響を与えます。まぁ、ハイブリッド車ならばモーターだけで動けるのであまり関係ないかもしれませんが。でも、その電気、タダで手に入れたわけではないんですよ。
一発で止められるように練習しましょう。

もうひとつ。前方の車が右左折などで止まっている時、余地が十分あっても止まってしまう車・・いますよね。ゆっくり通過すればいいのに。自分の車の大きさなどが見切れていないんじゃないかな??

・スタート直前までエンジンをかけるな。駐車位置に止まったらすぐにエンジンを止めろ
アイドリング時は毎分数ccの燃料を消費しています。乱暴な計算をしてみると、1分あたり100m走る程度の燃料を消費しています。1回の走行距離が短い場合、これが燃費悪化の大きな原因になります。
たとえば、車に乗り込んですぐにエンジン始動、スマホ遊びを5分間やって出発、1km先のスーパーマーケットへ行く。駐車場で5分ぐずぐずしてからエンジンを止めて買い物。ここまでで2km分くらいの燃料を消費しています。そのうち、走ったのは1キロだけ。2倍の燃料を使った事になります。ハイブリッド車や自動アイドリングストップ付きの車ならば、多分エンジンはかからないので関係ないか。

・暖機運転(エンジンのウォームアップ)は不要
レースのスタート前ならば入念に暖機します。なんせ、1周のウオームアップはあるものの、いきなり全開、全開で走りますから。でも一般道のペースならば暖機運転は不要です。もっとも、氷点下10度とか極端に寒い時はある程度の暖機をした方がいいような気がしますね。
もうひとつ、始動直後はエンジン内に十分なオイルがまわっていない可能性があります。数秒は待ってからスタートした方がいいような気がします。もっとも、クラッチを踏んでギアを入れて安全確認をして・・で、その程度の時間は経ってしまいますね。

・他車の燃費も気にしましょう・・1 合図をせよ
前車がいきなり減速したらブレーキを踏むしかありません。何か危険な状況か・・・と思っていたら、左折して行きました。こういうの、多分経験があると思います。合図してくれていれば、あらかじめアクセルを離して・・とか対応できるのですが・・。
合図は「予告する」という事なんですが、合図しなかったり、行動を起こす直前に合図を出す車、けっこう多いですよね。「え!?、曲がる時に合図すればいいんでしょ」なんてとぼけた事を言っている奴がいましたが、直前だったり行動を起こしてからでは意味がありません。というか、合図を確認するための時間がなかったり、行動を起こた後ならば合図は不要です。車の動きを見ればわかりますから。

・他車の燃費も気にしましょう・・2 割り込むな
いきなり割り込まれると、場合によっては急減速する事になります。ったく、もう。その昔、「首都高、朝のバトル」とかやっていた私としては「いじめてあげようかしら」・・・でも、そこは我慢、ガマン。ヘタな事をやって事故られたら困るし、挙句「あおられた」なんて言われたら目も当てられないからね。ではありますが、うれしくないよね。

・他車の燃費も気にしましょう・・2 極端にゆっくり走るのは止めてほしいなぁ
とはいうものの、安全な速度はドライバーによって異なるし、ジジババや昨日免許証をもらった人とかもいるんで、しょうがないか。にしても、遅すぎるのも燃費には悪いんですよ。

このあたりでネタ切れ。燃費の話はおしまいです。

2018年1月18日 (木)

燃費の話5 減速と停止

減速して車を止めるという事は、せっかく燃料を燃やして車に与えた運動エネルギーを捨てるという事です。これだけを考えれば「減速するな」「止めるな」となります。でも、それではクラッシュしてしまいます。なので、今回は「捨てるエネルギーを最少にする」がテーマです。

止まっている車を発進させる時、タイヤが「ひと転がり」するあたりまでは抵抗が大きいんだそうです。なので、出来れば車を止めたくない。

・信号で止まる時などは早目に減速して、ゆっくり惰力で前進する
うまくいけば完全に止まる前に青信号になる可能性があります。時速40キロで止まる位置に近づいて結局止まってしまうよりも、早目に減速して時速20キロから再加速できれば、発進して時速20キロまで加速する分のエネルギーを節約できます。

・ブレーキは踏むな
これは「ブレーキを踏まずにすむ程度にエンジンブレーキで減速せよ」という意味です。エンジンブレーキだけでは完全に止める事はできないので、最終的にはブレーキを踏む事になりますが・・。
ブレーキは運動エネルギーを熱に変換して捨てる装置なので、その時の運動エネルギーを100%捨てる事になります。ハイブリッド車であれば発電機を回してエネルギーを回収してバッテリーに充電してくれますが、100%のエネルギーを回収できるわけではありません。発電機の効率、充電の効率、放電の効率、モーターの効率などがあるので、それなりの損失があります。多分、60~70%くらいしか回収できないのではないかな? ハイブリッド車であっても、発電~充電(回生制動と言います)では間に合わないほど強くブレーキを踏むと、機械的なブレーキが働きます。機械的なブレーキで減速した分は100%捨てられてしまいます。

・車間距離は多めに
前走車との間隔が少ないと、前車が減速した時に自分も減速しなくてはなりません。前車が右左折などで減速すると、殆ど止まるくらいまで減速しなくてはならない場合がありますが、車間距離が十分にあれば、アクセルを離してゆっくり減速しているうちに前が開ける可能性があります。うまくやれば、ほんの少し減速する程度ですみます。これをうまくやるには、エンジンブレーキだけでどの程度減速できるかを知っておくべきでしょう。空いた道で、ミラーで後続車を確認しながら試してみるのもいいでしょう。混雑した道ではやらないでくださいね。「ひんしゅく星人」になってしまいます。
ちなみに、私は混雑していない道では3秒程度の車間距離をとっています。(その時の速度で、3秒かかって進む程度の距離)。混雑した道では流れを乱さない程度に、後の車のドライバーがイラつかない程度にしています。・・・なので、混雑した道では燃費が悪い・・・

・前車に近づいて止めろ
信号待ちなどで止まる時、前車との距離を大きく空けている車、ありますよね。減速して止まるならば、その時の運動エネルギーは捨ててしまうわけです。どうせ捨てるならば、1mでも先に進んだ方がお得です。大きく空けて止まった後、信号待ちの間に少し前進、停止を繰り返している車を時々見かけますが、燃費的には良くありません。やめましょうね。

・【MT車限定】エンジンブレーキが利き過ぎたら
可能ならばシフトアップ、そうでないならばクラッチを踏みましょう。アクセルは踏まないように。

2018年1月17日 (水)

燃費の話4 加速とエンジンの熱効率

はじめに
私の車は10年くらい前のマツダ・デミオ(DY3W)1300cc、5MT です。最新の車ならば「気にする必要はない」事が混ざっている可能性があります。カタログ燃費は不明。中古車を購入したのですが、ちょうど燃費改善のマイナーチェンジを繰り返していた時期の車なので、正確カタログ燃費は不明です。多分、17.8km/L(10・15 モード)。メーカーに問い合わせれば分かると思いますが、分かったところで燃費が良くなるわけではないし。

きちんと燃費を計測して書いているわけではありません。瞬時燃費計もついていません。燃費の計測は「満タン法」です。というわけで、「こうすれば燃費が良くなるだろう」的なところがあります。きちんとした裏付けがあるわけではありません。でも、13km/L ~ 15km/L 程度の差がありました。道路環境はさほど悪くないので、絶対値はあまり意味がないと思いますが、相対値には意味があると思います。

加速とエンジンの熱効率
エネルギーのところに書きましたが、車体に与えるエネルギーは「(1/2)X車重X(速度の二乗)」です。この式には加速度は登場しません。という事は、どのように加速しても一定速度に到達するのに必要なエネルギーは同じなのです。アクセルを少しだけ踏んでゆっくり加速しても全開で飛んで行っても、必要なエネルギーは同じです。でも、燃料の消費は違います。
エンジンの熱効率や「何にエネルギーを使うか」が異なるからです。

エンジンの熱効率というのは、燃料を燃やして発生した熱エネルギーのうちどれだけが動力として出力されるか、という効率で、運転状態によって大きく変化します。

燃料を燃やして得たエネルギーは、まず「エンジン自体を回転させる」ために使う必要があります。エンジン内の摩擦抵抗などがあるので、一定のエネルギーを消費してしまいます。このエンジン自体によるエネルギー消費は、エンジン回転数の2.5乗に比例するらしい。回転数が上がれば上がるほど損失が増加します。

アクセルを踏んで回転を上げようとすると、「エンジン自体の回転数を上げる」ためのエネルギーが必要です。ニュートラルにしてアイドリングから全開にすると、約2秒程度で最大回転数に達すると思いますが、この2秒間に消費した燃料は全量が「エンジン自体を回転させる」ため、「エンジンの回転数を上げる」ために使われているのです。

・低速ギアでは引っ張るな。
低速ギア、特に1速では「車を加速させるために使ったエネルギー」と「エンジンの回転数を上げるために使ったエネルギー」のどっちが大きい? てな事になりかねません。1速で全開、2速に入れてまた全開などとやると、燃費は大幅に悪化します。早目に上のギアに入れましょう。

・各ギアの最低速度(最低回転数)を把握しよう
早目にシフトアップするにしても、回転数が下がりすぎるとうまく走れない。各ギアでの最低速度、定速で走れる最低速度、緩加速可能な最低速度、普通に加速可能な最低速度を把握し、状況に応じてシフトアップのタイミングを決めましょう。

・アクセルは【回転を上げずに】大きく踏み込め
その方がエンジンの熱効率が高いからです。ATの場合は「回転を上げずに」が難しいと思いますが、キックダウンしない範囲で大きく踏むと燃費が良くなるはずです。トルコンATではシフトアップ可能な速度になったら、アクセルを緩めてシフトアップを誘発するなんてテクニックもあります。要するにエンジンやATを制御するコンピュータを騙すわけですね。。。。でも、騙されてくれないかもしれない。。。

CVTの場合はどうなるんだろう・・よくわかりません

この意味で、「ふわっとアクセル」=「できるだけアクセルを踏まない」は誤りです。上手に適度に踏む方が燃費はいいはずです。やめた方がいいのは(1)全開にする、(2)急激にアクセルを踏む。です。どちらもコンピュータさんが「パワー欲しいのね、ならば・・」と解釈して、燃料を多めに供給する(ガスを濃くする)可能性があるからです。

・加速しすぎるな
前にも書いたように、必要なエネルギーは「到達する速度」で決まります。加速しすぎたので減速・・などとやると燃費は悪化します。前走車との距離、速度差、その先の信号などを見ながら必要最小限するのがいい。もっとも、周囲の車の流れを妨げると危険な場合があるので、臨機応変に。

・おまけ 熱効率のいい領域
アトキンソンサイクルのエンジン(プリウスのエンジン)や、ダウンサイジング・ターボには適用できないかもしれませんが・・・
一般に、最大トルクが発生する回転数より少し低い回転数(3000 rpm 程度)で、アクセルを 3/4 程度踏んだ状態が熱効率が最も高く、そこからか外れるにしたがって効率が低下します。なので、その回転数、アクセル開度だけで走れば・・なんですが、スピードが出過ぎてしまい、不可能です。でも、できるだけ近い条件で走るようにするのは有効だと思います。
小排気量車ならば、登坂時に3速3000回転とかが使える場合もありそうですね。

2018年1月16日 (火)

燃費の話3 エネルギー

「エネルギー」という言葉にもいろんな意味があって、中東の石油情勢を思い浮かべる方もおられるだろうし、太陽光が・・・といった方もいらっしゃるでしょうね。でも、ここでは物理で言う「運動エネルギー」と「位置のエネルギー」の話です。

運動エネルギー
ある速度で移動する物体は運動エネルギーを持っています。エネルギーの量は、中学だか高校だかでやりましたね。「(1/2)X質量X(速度の二乗)」。走っている車は、これだけの「運動エネルギー」を持っているわけです。
車にこのエネルギーを与えるのが燃料(ガソリン)で、燃料を燃やして発生する熱を力学的な力に変換する装置(エンジン)を用いて車輪を駆動し、車にエネルギーを与えるわけです。結果、車は発進~加速します。


車を止めるには、車からこのエネルギーを奪い取らなくてはなりません。そのための装置がブレーキで、摩擦によって熱を発生させ、それを大気中に捨てる事で車を減速~停止させるわけです。

車を加速させるにはエネルギーが必要で、止めるにはエネルギーを捨てる必要があるという事です。

位置のエネルギー
高い位置にある物は、高低差によって「位置のエネルギー」を持ちます。高い位置にある物が落下すると(運動エネルギーに変わるわけですが)低い位置に到達した時に相応のエネルギーを持っています。水力発電所を想像してもらえばいいかな。高い位置にある水を(パイプの中を)落下させて水車をまわして発電機を動かす。エネルギーの量は「質量X重力加速度X落差」です。

これを燃費という観点で見ると、「登坂にはエネルギーが必要」という事になります。

車を動かすために必要なエネルギー
車を発進させ加速するには、かなりアクセルを踏み込む必要があります。一方、平坦路を一定速度で走ってる時のアクセルの踏み込み量は
ほんの僅かです。平坦路を一定速度で走る場合、エネルギー保存則(あるいは慣性の法則)によって、車は一定速度で前進し続けようとします。
でも、ニュートラルに入れるとかクラッチを踏むとかしても、少しづつ減速してしまいます。これは走行抵抗があるためで、具体的には
車軸その他の軸受けの抵抗、タイヤの転がり抵抗、空気抵抗などがあるためです。一定速度で走るならば、これらの抵抗による損失を補うだけの
エネルギーを与えれば良いことになります。平坦路を時速50キロ(一定速度)で走る場合は、多分、5馬力もあれば十分だと思います。

一方、発進~加速には大きなエネルギーが必要です。加速のし方にもよりますが、数十馬力使う事もあると思います。

燃費を向上させるには、「使うエネルギー、捨てるエネルギーを最少にする」のが重要です。
エネルギーを捨てないためには、減速しなければいいんですが、減速しなかったらクラッシュするかもしれないし、車を止めないと降りる事もできません。降りる事ができないならば、移動のための道具にはなりませんよね。という事は、「どのように減速するか」が問題になります。

という事で、次回は「どのように加速し、減速するか」にしますね。

2018年1月15日 (月)

燃費の話2 やってはいけないこと、やらない方がいいこと

今日は「やってはいけない」こと、「やらない方がいい」ことについて書きます。

走行中にエンジンを止めてはいけない。
燃料下り坂などでギアをニュートラルにしてエンジンを止めると、燃料は全く消費しません。
とても燃費が良くなるはずですが、これは【決して】やってはいけません。
ハイブリッド車などで、車が勝手にエンジンを止めるのならば問題はないのですが、スイッチを切ってエンジンを止めてはいけません。

エンジンの力で動かすのは車体だけではないからです。エンジンの力で各種ポンプ、発電機などが動かされます。これらのうち、「ブレーキ踏力倍力装置」が止まると非常に危険です。

ブレーキ踏力倍力装置は、非常に特殊な車(クラシックカーとかレーシングカーとか)以外の殆どの車には付いていて、ブレーキペダルを軽く踏み込めるようにする装置です。これが働かなくなると自分の足の力だけでブレーキを踏みこまなくてはなりません。急ブレーキだと、おそらく体重程度の力で踏み込む必要があると思います。普通の感覚だと、そこまで強く踏み込む事はできないし、ペダルとシートの位置関係が悪いと体が後にずれてしまい、ある程度以上強く踏み込む事ができなかったりします。走行中にこの状態になると「ブレーキが全く効かなくなった」と感じると思います。

ペダルがどれほど重くなるかは、以下の方法で体験する事ができます。
・車を止めてエンジンを止める。パーキングブレーキをかける。
・ブレーキペダルを踏みこむ。多分、いつもどおりに踏めると思います。
・ブレーキを離し、再度踏み込む。これを繰り返します。だんだん重くなり、最後には殆ど踏み込めない状態になります。この重くなった状態が、ブレーキ踏力倍増装置が働いていない状態なのです。その重さのペダルを、いつもの位置まで踏み込めますか?

というわけで、走行中にエンジンを止めるのは絶対にやってはいけません。

走行中にギアをニュートラルにするのも、やめた方がいい。
2年前の、軽井沢スキーバス事故はこれが原因でエンジンブレーキが使えなかったからではないか、と言われています。車重が軽い乗用車の場合、そこまで深刻ではないと思いますが、
・ATの場合:ギアを入れた瞬間にATを痛める可能性がある。
・MTの場合:ギアを入れるのに失敗する可能性がある。エンジンブレーキの件もありますが、ドライバーが慌てるのが危険。
というわけで、走行中にギアをニュートラルにするのは、やめた方がいいと思います。

おまけに、もう1つ。
自動車用品店やネット通販サイトで、燃費向上をうたった商品が売られています。中には「大幅に改善」とかうたっている商品もあります。私はこれらの商品には懐疑的で・・というのは、それほど効果があるならば、自動車メーカーが採用するからです。自動車メーカーは燃費向上に莫大な開発費を使い、涙ぐましいほどの努力をしています。ここを改善すると1Lあたり50m、あそこをこうやって100m、などを積み重ねて燃費を改善しているのです。「コレを取り付ければ大幅に改善」であれば、一生遊んで暮らせるほどの高値で買ってくれるでしょう。
そのメーカーが採用しないのは・・・効果がないのではないか・・・と思うからです。
でも、これは私の偏見であって、実は効果があるのかもしれません。試してみたい方は自己責任でどうぞ。

効果がなくてもともと。効果があれば儲けもの。と考えておられるならば、逆の効果(弊害)があるかもしれない事も考えてみましょう。