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2015年6月19日 (金)

これまでの経緯など、自己紹介を兼ねて

杉本良夫と申します。リタイヤしたSEです。

パソコン以前の時代
マイコン応用機器のハード設計、ソフト開発(アセンブラ)をやっていました。
この頃の「マイコン応用機器」は、コンピュータと言うよりはハードウエア・ロジックの置き換えが主でした。
今で言うと・・・家電製品の制御みたいなものです。
最初の頃のCPUは8ビット、クロックは 1MHz~2MHz 程度、メモリーは最大でも64キロバイト
メモリーIC1個の容量はRAMが 1k~4k ビット。ROMが 1~2k バイト

CPUもメモリーも高価だったので、安い(遅い)CPUで必要な速度が出るようにチューニングしたり、
ROMに収まるようにシェープアップしたり、何とも涙ぐましい努力をしていました。
でも、この時の経験は、その後大いに役立ちました。

そのうち、CPUは16ビット、32ビットになり、メモリーICもメガビットになりましたが、
仕事の内容は基本的には変わりませんでした。

「楽譜が読める」という理由で、ゲーム機の音楽、効果音なんかもやりました。

当時、まだPCはありません。個人で買えるコンピュータはワンボード・マイコン(NEC TK-80 など)程度で、
到底実用にはなりません。実用になるコンピュータは個人が購入できるような値段ではありませんでした。

レコードの管理については、図書館の蔵書カードみたいなものを作るのを試みました。アルバムに番号を振ってそれをキーにして
作曲家、曲ごとのカードと演奏家ごとのカード、アルバムごとのカードを作って・・・。
でも、あまりに面倒なので、すぐに止めてしまいました。


MS-DOSの時代
ソフト屋に転職。使用言語にCが加わりました。ソフト屋にした理由は、その方が面白そうだったから。

PCを個人で買えるようになり、PC-9801 を買って遊んでいました。OS は MS-DOS。Windows はまだ普及していません。
パソコン・ショップでは「データベース」ソフトが売られていて、「レコードの管理」が出来るかな・・と考え始めていました。
転職先の会社が「カード型データベース」を扱っていたので、「勉強」名目で借り出して動かしてみました。
データベースとは言うものの、Excel の1行が1画面になっているだけ(ではないけど)、といったものでした。
しばらく弄っていたけど、無理。使い物にならない。

SQL が提案され、ANSI 規約になったのもこの頃。Informix, Sybase, Oracle などが出てきて、
「どれを使うか」(もちろん、仕事で)などの話題がありました。必要に迫られて SQL の勉強を始めました。


Windows の時代
Windows95 を買って遊んでおりました。この Windows95、箱にフロッピー・ディスクがたくさん入っていました。
何十枚入っていたんだろう?
それにしても Windows95 は不安定で、しばしば落ちる。愛想をつかして WindowsNT 3.51 に乗換えました。
インターネットはありましたが、電話回線+モデムでした。スピードは最大でも 56kbps 程度。今と比べると3桁遅い。

ソフト屋のつもりだったのですが、何故か「毛色の変わった」インターフェース・カードを設計したりもしました。
仕事で使う言語は、主に C と Java。C++ は Ative-X コントロールを作るために、いくらかやった程度。
VB も使いはしたけど、あまりやっていません。

私のPCも、WindowsNT 3.51 から WindowsNT 4.0、Windows2000 と変わり、音楽の媒体もLPではなくCDになりました。
本業が忙しく、「LP・CDの管理」の事は忘れておりました。


インターネットの時代
フリーの開発環境、本格的なデータベースが入手できるようになりました。インターネットもブロードバンドになり
大きなファイルもダウンロードできるようになりました。

CD、LP管理システムを作ろうとしたのは、この頃からです。

というところで、今回はここまでにします。 

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