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2015年6月22日 (月)

CD管理システムを作る気になったのは10年くらい前です。

インターネットはブロードバンドになり、OS は Windows XP、今とあまり変わらない環境になってきました。
ネットで「CD管理システム」などを検索したりしましたが、「これは」と言う物は見つからない。
作ろうかなぁ・・・作ると決めたわけではありませんが、少しづつイタズラを始めました。

まずは仕上がりのイメージを描いて、なんですが、お手本がない。何もない状態で仕上がりをイメージするのは難しい。
作りながらイメージを描いて、修正して、作り直してという事にしました。
このやり方、仕事として作る場合には許されません。何故って、いつ出来るか分からないから。
でも、納期があるわけではないし、出来なかったら、それでもいいか・・・で始めました。

この時点で決めていた事は「リレーショナル・データベース」を使う事、データの共有ができるようにする事、
マッキントッシュでも実行できる事くらいです。

A氏は7000枚、B氏は8000枚のLP、CDを持っています。(こんなに持っている人、本当にいるんですよ)
A氏、B氏がお持ちのLPは、かなり重複していると思えます。データの共有が出来れば、入力の手間が少なくなるし、
手分けして入力する事も可能になります。という事で、「データの共有は必須」で始めました。

リレーショナル・データベース(RDB)を使うと決めたのは、使わずに実現するのは難しいからです。というか、
RDB相当品を自分で作る事になり、それは大変な作業だからです。RDBを使えば、ほぼ自動的にデータの共有も実現できるし。

さて、何で作るか。
VBアプリはMacでは動かないので(あるいは私が知らないだけかも知れませんが)VBはなし。
アクセスもMac版はないようだし、という事でユーザー・インターフェースはブラウザにしました。
Webサーバー、サーブレットエンジンが必要ですが、Tomcat が使えるのでOK。
使用言語は自動的にJavaに決まりました。

Java の開発環境とサーブレットエンジン(Tomcat)をダウンロードして、とりあえず開始しました。
Tomcat を使うのは初めてだったので、いくらか時間がかかりましたが、大きな問題もなく Hello world を動かす事ができました。

さて、RDBを接続しなくてはなりません。最初に試したRDBは Microsoft Jet Engine。
これ、Windows に標準装備でアクセスなどが使うエンジンです。すぐに(ダウンロード、セットアップなしで)使えます。
簡単な表を作って、書込み、読出しなどの動作を確認しました。でも Jet Engine はデータベース・サーバーには不十分なので、
すぐに MySQL に変えました。

さて、ここからが大変。全体的な仕様がない状態で始めたので、とても無駄が多い。
こんな状態で始めてしまったのは、仕上がりの姿がイメージできていないからです。
部分的な仕様を作りながらプログラムを作って、仕様を修正して作り直おして。。。。まぁ、面白いけどね。

作業時間は1日2時間程度、頑張っても4時間くらいしか取れないし、こんな作り方では、何時完成するのか分からない。
先は長いぞ。でも、作った物が意図したとおりに動けば楽しいわけで、遊び感覚で続けてきました。

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