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2018年9月 7日 (金)

罪のない者を罰するべきではない

元モーニング娘の吉澤ひとみ容疑者(33)が酒気帯び運転でひき逃げして逮捕されそうだ。彼女が出演したドラマは放送中止。私は「酒気帯び運転でひき逃げ」を弁護するつもりは全くないけど、ドラマの放送中止は「なんで?」なのです。理由は、そのドラマを楽しみにしている人たちがいるはずで、その人たちの楽しみを奪うべきではないと思うからです。
ナントカという歌手が覚醒剤だか麻薬だかで捕まった時は、CDが廃盤になって店頭から回収されたし、カントカという物書きが逮捕された時は著作が絶版になり本が回収された。

悪事を働いた本人がペナルティーを受けるのは当然ですが、その歌を聞きたい人が聞けなくなったり、作品を読みたい人が読めなくなったりするのは納得できない。その人たちには罪はないからです。

今や古典と言われる芸術家にも「とんでもない奴」がいて、大酒飲んでトラブルを起こしまくった奴とか、問題行動いっぱいの奴、なかには人殺しをやった奴とかがいるんですが、そういった人たちの作品は今でも読んだり聞いたりする事ができるのです。
作品には罪はないし、それを鑑賞する人にも罪はないんです。それなのに、作品を抹殺するような事をやるのは納得できない。

今回のドラマ放送中止は「当然」という意見が大多数のようですが、それでは「罪のない第三者」(視聴者)を罰する事になりませんか?
「ドラマを見る権利」「歌を聴く権利」「本を読む権利」を奪うのは、罪のない者は罰する事になります。そのような事はすべきではないと思いますが、いかに。

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