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2018年1月12日 (金)

燃費の話1 ハイオクガソリン

このところ、ガソリンが値上がりしていますね。1回の給油費用がン百円高くなっています。

さて、今日はガソリンの話です。
ハイオクはリッターあたりの発熱量がレギュラーよりも僅かに多いので、燃費向上が期待できるかと思って調べてみました。というのも、以前乗っていた車では約 5% 燃費が向上したからです。
ネット上の情報では、約 1.7% 発熱量が多いそうで・・・計算、合わない・・・そういえば、今乗っている車、ハイオクを入れても殆ど燃費は変化しないなぁ。

ハイオクはオクタン価が高くノッキングしにくい燃料なのですが、オクタン価自体は燃費には関係ありません。ノッキングはガソリンエンジンの天敵で、これが起こるとエンジンが壊れる恐れがあるのです。このため、エンジンにはノックセンサーが付いていて、ノッキングを感知すると点火時期を遅らせてノッキングを回避するようになっています。

点火時期を遅らせると熱効率が下がり、出力低下、燃費悪化が起こります。

レギュラーガソリン仕様のエンジンにも
(1)レギュラーガソリンでノッキングは起こらないエンジンと、
(2)ノックセンサーと点火時期調節でカバーできるので壊れる心配はないエンジン
があります。(1)ならばハイオクを入れても変化なしですが、(2)であればハイオクを入れると燃費向上が期待できます。

どうやら、今乗っている車が(1)で、以前の車は(2)だったようです。

ハイオクを入れてレギュラーよりも「パワーが出る」感じならば、燃費の向上も期待できそうです。といっても、5% 程度の改善では燃料価格差はカバーできませんね。

リッターあたりの発熱量と言えば、季節によってブレンドを変えるので 3% 程度のばらつきがあるそうです。メーカーによってもブレンドは異なると思えるので、いろんな銘柄のガソリンを試すのもいいかもしれませんね。

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