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2016年2月 4日 (木)

CD管理データベース・システムで音源をサポートします

ずいぶん久しぶりに書き込みます。前回の投稿から何をやっていたのかというと、

CD管理システムの「第2版の構想を練る~テストプログラムを作る」のをやっていました。

やっているうちに、リッピングした音源ファイルを検索結果と関連づけて、ブラウザで再生できるようにするのを思いつきました。
第2版の構想を練るのは一時中断して、再生するためのプログラムを作っていました。
こういうのを作るのはブログを書くより面白い・・・で、サボっていました。(ごめんなさい)

(注)リッピング
CDなどにある音楽等をPCに取り込むこと。CD上の音楽などは「ファイル」ではないので、単純なコピーではなくファイルへの変換が必要です。このため、「コピー」ではなく「リッピング」と言います。

リッピングした音源ファイルの再生は、テスト版が動作するようになった所で、これから本格的にテストの予定です。
順調ならば、リリースまでそれほど長い時間はかからないと思います。

で、どのような機能かというと、
・演奏編集画面でリッピングした音源ファイルのURLを入力する。
・検索結果表示画面、詳細表示画面などで再生する。
というものです。

アルバム検索結果(アルバム一覧),アルバム詳細、演奏検索結果(演奏一覧)、演奏詳細で再生する事ができます。
また、演奏編集では設定したURLが正しい事を確認するために再生する事ができます。

・曲または楽章を指定して再生する、曲に楽章がある場合は全楽章を連続して再生する。
・アルバム全体を連続して再生する。
・2枚組以上のアルバムの場合は、その全体を連続して再生する。
が可能です。

さて、音源は著作物なので、著作権法に違反しないようにしなくてはなりません。
いろいろ検討した結果「音源ファイルはサーバーには置かずローカルPC(各ユーザーのPC)に置く。」
という制限を設けました。つまり、【音楽配信はしない】という事です。

ところで、サーバーで作成したWebページからは、ローカルPCにあるファイルはアクセスできないのです。
これができてしまうと、悪意のあるWebページがPC上のファイルを読み込んで、
それをサーバーに送信する事ができてしまいます。これを防止するために、そのようなアクセスは禁止されているのです。

ローカルPCにある音源ファイルを再生するには、ローカルPCでWebサーバーが動作していて、
Webサーバー配下のフォルダに音源ファイルがなくてはなりません。
幸いなことに、 Windows では標準でWebサーバーが用意されているので、これを使えば簡単に動かす事ができます。
「インターネット・インフォメーション・サービス」がそれで、
「コントロールパネル~プログラムと機能~Windows 機能の有効化または無効化」で
「インターネット・インフォメーション・サービス」を有効にするだけです。(デフォルトでは無効になっています)

インターネット・インフォメーション・サービスは c:\inetpub 以下のファイルを扱います。
c:\inetpub\wwwroot 以下に(適当なフォルダを作って)音源ファイルを置けばOKです。

マッキントッシュにも同様の機能があるようですが、私、マッキントッシュは素人なので説明を書く事ができません。
インターネット上に情報があるので、それを参考にして下さい。いくつかのページを読んだところでは、結構面倒なようです。
説明文に「・・・次のようにタイプします。  sudo ・・・」とかがありました。
sudo って、UNIX/LINUXのコマンドじゃないの。普通のPCユーザーにはハードルが高いかも知れませんね。


最初はローカルPC(localhost)だけを扱うようにしたのですが、LAN上の他のマシンからも再生できると嬉しいので、
ローカルPCまたはLAN上のマシンにある音源を再生できるようにしました。インターネット上にある音源の再生はできません。


ここまで出来たら動画も・・・と思うわけです。オペラのDVDをリッピングして・・・
でも、これは出来ないのです。技術的にではなく法律的にできないのです。
どういう事かというと、「不正コピー防止」を外して(回避して)コピーしてはならないと決まっているからです。
コピー防止を無効にするようなソフトもありますが、リッピングした時点でアウトです。
罰則はないようですが、不正を助長するような機能を作るつもりはないので、動画はサポートしません。


というところで、今日はここまでにします。

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