システムの概要・・・こんなシステムです

・所有するLP、CDのライブラリを作成できます。


LP、CDだけではなく、DVD、カセットテープ、SP、メモリーカードなどのライブラリも作成できます。
ライブラリのサンプルは「管理人のCDライブラリを見る」でご覧いただけます。これと同じようなライブラリをお作りいただけます。
ライブラリに追加したいアルバムのデータが既に存在すれば【マイ・ライブラリに追加】をクリックするだけです。(なければ入力しなくてはなりません。)


・詳細なデータを作成できます。

システムは音楽辞典(音楽家、曲、演奏、演奏会場の辞典)とアルバム登録・検索で構成されています。
アルバムを検索するためには「演奏」の検索ができなくてはならず、演奏を検索するためには曲と演奏者が検索できなくてはなりません。
検索するには、検索対象のデータが存在しなくてはならないので、それを作成するものが必要です。

Jazz のアルバムを「演奏しているサイドメン」で検索するには、演奏情報には複数の演奏者が設定できなくてはならず、クラシックの曲を楽章で検索するには
曲に楽章が設定できなくてはなりません。また、グループのメンバーとして演奏しているものを検索するには、演奏団体のメンバーが設定できなくてはなりません。
このようなわけで、詳細な情報を設定できる音楽辞典を用意しました。

一度入力したデータは、他のデータから「参照する」事ができます。ある作曲家の情報を入力したならば、それを参照して曲のデータを作成する事ができます。
したがって、曲の数だけ作曲家名を入力したりする必要はありません。また、参照されるデータ(たとえば作曲家)のデータを修正すると、
それを参照している全てのデータ(曲)に反映されます。
同じように、曲のデータを作成すると、それを「演奏」のデータから参照する事ができます。演奏データとアルバムデータについても同様です。

必要なデータが既に入力済みならば、それを参照すれば良いのですが、そうでない場合は手入力しなくてはなりません。
「インターネットから自動的に取得して・・・」などは行っていません。
これは手間がかかるという意味では欠点ですが、逆に「どんなデータでも入力できる」という意味になります。
たとえば、「○○大学交響楽団2015」という演奏団体を入力し、2015年の団員をメンバーとして入力し、
「第○回定期演奏会」という仮想アルバムを作成して、そこに演奏した曲を設定する。などといった事ができます。
このようにすれば名演奏家の演奏と同じように、「○○大学交響楽団の演奏」「団員Aさんの演奏」と、それが収録された仮想アルバムを検索する事ができます。

名前(音楽家名、曲名・楽章名、演奏会場名、アルバム・タイトル)は、
日本語名(カタカナ名)とアルファベット名(何語かは不明であっても、アルファベットで記述されるもの)、フリガナ・略称が入力できます。

音楽家、音楽団体には、以下のような項目を設定できます。
個人・団体の区別、名前、ジャンル、仕事(作曲、作詞、ソングライター、演奏など)、演奏家の場合は楽器。生年月日、没年月日、国、来日履歴、
プロ・アマ、別名、ランク、コメント。個人に対しては所属団体、団体に対してはメンバー
仕事、楽器、国、来日履歴は複数設定可能です。作曲家であり演奏家でもある人、複数の楽器を演奏する人、他国へ移住した人などを表現できます。
所属団体、メンバーの数も制限はありません(注)。複数の演奏団体に所属している演奏家を表現できます。
音楽家には別名を設定することができます。複数の名前を使っている人を表現できます。


曲には次のような項目を設定する事ができます。
音楽家(作曲家、作詞家、台本作家など)、曲名、別名、作品番号、作曲年、初演年、出版年、ジャンル、ランク、コメント。
曲には楽章を付ける事ができます。楽章の数、階層は無制限なので
ヴァイオリン協奏曲集Op.8「和声と創意への試み」
  「ヴァイオリン協奏曲集「四季」Op.8-1~4」
    「ヴァイオリン協奏曲ホ長調「春」Op.8-1」
        第1楽章 アレグロ
        第2楽章 ラルゴ
        第3楽章 アレグロ
といったデータが作る事ができます。


一曲に複数の音楽家を設定できます。ポピュラー音楽に多い「合作」を表現する事ができます。
楽章ごとに異なった音楽家を設定できます。歌曲集の曲ごとに作詞家が異なる場合などに対応できます。
曲に設定された音楽家の情報は、音楽家情報への「参照」です。それらの音楽家の全情報を設定したのと同じです。


演奏は曲と音楽家(演奏家、演奏団体)、楽器の組み合わせで表現します。演奏時間、演奏年月日、演奏場所、ランク、コメントが設定できます。
演奏情報の音楽家、曲の情報は、それらを「参照」しています。音楽家情報、曲情報にある全部が演奏情報に「組み込まれている」のと同じです。
演奏者として演奏団体を設定すると、その団体のメンバーも演奏者として設定されます。各メンバーは「この演奏には参加している」か否かを設定できます。
設定できる演奏者・楽器の数に制限はありません。
メドレー(楽章ではなく、別々の曲が連続して演奏されるもの)のデータも作成できます。


演奏会場には名前、国と地域、設立年月日、廃止年月日が設定できます。


アルバム情報はアルバムタイトル、レーベル、レコード番号、メディアと演奏情報の集まりです。演奏情報は「参照」しているので、
演奏情報にある全部全部がアルバム情報に設定されているのと同じです。これ以外に「全収録曲を演奏している音楽家」が設定できます。
セットもの(2枚組以上のもの)、LPなどの「A面、B面」があるメディアにも対応しています。
セットものの構成枚数、1枚に収録された演奏の数などは無制限です。
1枚のアルバムに複数のアルバムタイトル、レーベル、レコード番号が設定できます。同一内容の再発盤、輸入盤と国内版などに対応できます。


上記以外に、国と地域、楽器、(演奏団体の)編成、ジャンル、演奏会場の種別(コンサートホール、録音スタジオなど)、レーベル、
メディア(CD、LPなど)を入力する事ができます。


(注)設定できる数の制限
「無制限」と書きましたが、実際には制限はあります。しかし、実際にはあり得ないほど大きい数なので実質的には無制限です。
たとえば、「演奏に設定可能な演奏者の数」は約21億を越える事はできません。現実には、その制限に達する前にメモリーやディスクが不足します。


・強力な検索エンジンを用意しています。

名前(音楽家名、曲名・楽章名、演奏会場名、アルバム・タイトル)は「前方一致」以外に「部分一致」でも検索する事ができます。
部分一致での検索は、名前がうろ覚えの場合などの助けになります。

データの登録時期(過去1年間)で検索できます。データ作成時にミスタイプしたなどで「名前では探せない」もの、
「昨日途中まで入力して登録したもの」などを探す事ができます。

検索結果から、そのデータを参照しているものを検索できます。
音楽家の検索結果から作品(その人が作曲、作詞などをした曲)、演奏(その人の作品の演奏、その人が演奏したもの)、
アルバム(演奏が収録されたアルバム)を検索できます。

曲の検索結果から、その曲の演奏、それが収録されたアルバムが検索できます。

演奏の検索結果からは、その演奏を収録したアルバムを検索できます。

演奏会場の検索結果から、その会場で演奏された「演奏」、それが収録されたアルバムが検索できます。


音楽家、音楽団体(演奏団体)の検索条件は
個人・団体の区別、名前、ジャンル、仕事(作曲・作詞・台本・・・演奏)、演奏家の場合は楽器、国、生年月日または年代、来日の有無、来日時期、
プロ・アマの区別、ランクです。これらを組み合わせて検索できます。検索条件として入力したもの全部に該当する音楽家が検索されます。


曲の検索条件は
作曲家名、作詞家などの名前とプロ・アマの区別、曲名・楽章名、作品番号、作曲年、初演年、出版年、ジャンル、ランクです。
検索条件として入力したもの全部に該当する曲または楽章が検索されます。


演奏の検索条件は
作曲家、作詞家などの名前とプロ・アマの区別、曲名・楽章名、演奏者名と楽器、演奏年月日、演奏場所の名前、曲のジャンル、ランクです。
演奏者と楽器は3人(団体)まで指定する事ができます。検索条件として入力したもの全部に該当する演奏が検索されます。


アルバムの検索条件は
アルバムタイトル、レーベル、レコード番号、作曲家、作詞家などの名前とプロ・アマの区別、曲名・楽章名、作品番号、演奏者、楽器、演奏会場、演奏日付
アルバムのジャンル、ランクです。検索条件として入力したもの全部に該当するアルバムが検索されます。
演奏者と楽器は3人(団体)まで指定する事ができます。

検索の例
・1月27日生まれの作曲家を検索すると、37人がヒットします。その中に「ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト」があります。
・曲名が「パッヘルベルのカノン」という条件で曲を検索すると、
「ヨハン・パッヘルベル作曲、3つのバイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調~カノン ニ長調」別名「パッヘルベルのカノン」がヒットします。
・演奏者名「ウイリアムス、クーティー」でアルバムを検索すると、デューク・エリントン・オーケストラのメンバーとしての演奏、サイドメンとしての演奏を
収録したアルバムがヒットします。

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